日本テレビ系で4日に放送された、SMAPの中居正広が司会をつとめた「中居正広のザ・大年表 シリーズ第3弾!大ヒット&大ブームの(秘)裏側100連発!!」の中のコーナー「ミリオンヒットCD ベスト30ヒット曲のひみつ大公開!」でサザンオールスターズの「TSUNAMI」が1位になったが曲名すら読み上げられず、曲についてまったく触れられなかったのだ。
「30位から2位までは歌手名と曲名と売上枚数をナレーションが読み上げ、その曲にまつわるひみつの小ネタ披露や関連VTRが放送された。ところが、ランキング表の1位にはっきりと『TSUNAMI』と記載されているにもかかわらず、1位のところだけ『サザンオールスターズで293.6万枚でした』と曲名を完全にスルー。しかも曲すら流されず、スタジオで引っ張るトークもなく、即コーナーは終了し次のコーナーに行ってしまった」(レコード会社関係者)
これを受け、ツイッターでは「う〜ん、それ自粛する必要性があるか疑問」、「別にそこまで気にしなくてもいいのに…と思ったのは私だけかな?」、「日本一売れた曲だけど、もう日本国内では一度も流されることはないんだろうな」など日テレの配慮を疑問視するツイートが相次いだ。
「『TSUNAMI』は国内外多くのアーティストにカバーされている名曲だが、04年12月に発生したスマトラ島沖地震で津波による被害が発生した直後の一時期に同曲の放送を自粛する放送局もあり、以後、ほとんど放送されていない。今回の震災復興までにはまだまだ時間がかかるため、このままずっと“放送NG曲”となる可能性が高い」(音楽番組関係者)
とはいうものの、果たして、番組制作陣はこんな自粛をする必要のないコーナーを考えることができなかったのだろうか?