同番組には、過去にV6の長野博と元SMAPの中居正広が出演しており、宮田で3人目のジャニーズ出演となった。宮田が出演したのは、同番組の後半部分「昭和アニソン軍vs平成アニソン軍」のコーナーで、宮田が親友と認めている天津・向清太朗と、ハライチの岩井勇気、そし大のアニメ好きとして知られる足立梨花の4人で、平成アニソンの魅力について語った。
宮田は平成アニメ軍のリーダーとして自身のアニメ趣味について語り、現在、劇場版が上映中のアニメ作品「プリズマ☆イリヤ」(TOKYO MX系)のヒロイン、「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」を彼女だと紹介して、観覧席の女性達をドン引きさせた。
従来のジャニーズアイドルにとって宮田の存在は異端のようにもみえるが、宮田のファンは増える一方だ。
ジャニーズアイドルのファンの大半は女性で、キスマイやHey! Say! JUMPなどの若手ジャニーズのファンは10〜20代の女性が中心だ。しかし、宮田の場合は、同じオタク趣味を持つ男性や、ジャニーズに興味がない層のファンの獲得に成功している。
従来のジャニーズでも、バラエティ色を前面に出してブレークしたSMAPや、鉄腕ダッシュ(日本テレビ系)などで体育会系の男らしさを見せ続けているTOKIOなど、ジャニーズらしくない活動がきっかけとなり、世間に知られるようになったグループも多い。
キスマイがCDデビューした当初は、「キスマイのバックダンサー」と呼ばれた程の目立たない存在だった宮田。しかし、現在は単独でのテレビ出演も好調なほどの活躍だ。その理由は、宮田がジャニーズという枠に囚われず、自分自身をオープンにし続けてきたからだろう。
今の宮田は、キスマイファンだけでなく、日本中のオタク男子にも注目されている。オタクを味方にした宮田に、怖いものはないだろう。