前走の大雪ハンデは2番手を折り合って追走し、楽な手応えで突き抜けました。57kgのトップハンデをものともしない完勝で今夏は本当に力をつけました。
今までは積極的にハナを切って踏ん張るレースが定着していましたが、最近はタメが利くようにもなり、気性面でもひと皮むけた印象です。もっとも、今回のメンバーには絶対の逃げ馬は見当たらないので、楽に先手は奪えそうですけどね。
話は前走に戻りますが、勝ちタイムのダ1700m1分43秒6も優秀。時計面から準オープンで十分通用する力はありますし、小回りコースも克服済みです。相手関係を見ても実績馬は休み明けが大半で叩き良化型が多いですから、ここはチャンスでしょう。
遠征帰りですが、馬はいたって元気。直前も前走同様に抜群の動きを披露し、自己ベストさながらの好時計を計時しました。充実の4歳秋を迎え、これからが本領発揮のとき。辛抱強さを武器に押し切ります。