ソニー・ピクチャーズは、アンドリュー・ガーフィールドを主役のスーパーヒーローに迎え、再起動させるこの映画で、『グリー』のディアナ・アグロンや『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカなど数々の候補を蹴散らせて、エマをメリー・ジェーン役に選ぶだろうと報じられた。しかし、結局エマは、もう一人のヒロインとして出演する。
現在全米公開中のエマが主演した『イージーA』は、公開2週間で4200万ドルの興行収入を得ていて、実に製作費の5倍を稼いだヒット作として好評を得ている。このおかげでエマの人気も急上昇だ。
1988年11月6日、アリゾナ州スコッツデール生まれのエマは、日本でも『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で知られるようになった。
コロンビア映画社長のマット・トルマック氏は、「女優としてのエマを見続けてきたことは、我々にとって素晴らしい道のりでした」「彼女は並みはずれて素晴らしいタレント性を持ち、輝きを放って、この役に対して完璧です」とコメントした。
またこの映画を監督するマーク・ウェブは、「アンドリューとエマの相性は最高」「ピーター・パーカーの物語の中心は、スパイダーマンというだけではなく、どうやって女の子と仲良くなれるかをいつも考えている普通のティーンエイジャーでもあるんだ」「アンドリューとエマは、観客が期待する全てのものを提供するだろうし、彼らはそれに共感するんじゃないの」と語った。
撮影が12月から始まるマーク・ウェブ監督の『スパイダーマン』第4作目は、2012年7月3日から公開予定。