中島の紅白出場は12年ぶり2回目。会場のNHKホールではなく、NHK局内の別スタジオから出演し、朝ドラ「マッサン」の主題歌「麦の唄」を熱唱。スタジオにはマッサン役の玉山鉄二と、その妻・エリー役を演じるシャーロット・ケイト・フォックスが応援に駆けつけ、朝ドラの映像がバックに流れた。発売中の「週刊文春」(文芸春秋)に掲載された、読者アンケートの「一番良かった歌手」では2位の神田沙也加にWスコア以上の差をつけ、1位に選ばれている。
同番組で中島は非公開だったリハーサルを振り返り、「さんざんやらかした」と告白。本番では完璧に歌い切った後に、紅白のディレクターと握手したというが、ディレクターは「やらかさなかったのがサプライズ」と言ったそうで、「腕をひねってやろうかとも思いました」という。
また、中島は番組終盤の出演だったが、それまで「楽屋はテレビがなくて、それぞれが地味に仕事をしていた」。そして、いよいよ出番が近づいたが、中島のひとつ前の歌唱が福山雅治で、出番を控えて緊張が高まっていたものの、福山の歌を聞いて落ち着くことができたそうで、「福山さんありがとうございました」と感謝した。
「生オーケストラの演奏をバックにしたパフォーマンスは圧巻で、中島も納得のパフォーマンスだったようで、歌唱後は超ゴキゲンだったとか。中島の歌をきいたシャーロットが感動して目に涙をためていて、それを見た多くの視聴者が感動したはず。歌手別視聴率は44.3%で美輪明宏と並ぶ5位だった」(NHK関係者)
今年も紅白からのオファーがありそうだ。
*画像は麦の唄(NHK連続テレビ小説「マッサン」主題歌) CDジャケット