狙っていた、ショウナンパルフェが右肩に故障を発症し、出走を取り消したのは返す返すも残念だった。
予想は仕切り直しになったが、皐月賞(2)着馬のサダムパテックに期待。その皐月賞は出遅れが響いたもの。雪辱を期したダービーも、道悪馬場に殺され(7)着と不完全燃焼に終わっているが、いずれも敗因は歴然。ポテンシャルは紛れもなくGI級だ。
ここがダービー以来、約4か月ぶりの実戦になるが、ほぼ出走態勢は整ったと判断でき、底力を信頼したい。同じ休み明けで皐月賞TR・弥生賞を快勝しているように、本来仕上がりの速いタイプでもある。勝って菊花賞に名乗りを挙げる。
◎14サダムパテック
○1ベルシャザール
▲8ユニバーサルバンク
△2トーセンラー、7ショウナンバーズ
☆中山10R「内房ステークス」(ダ1200メートル)
3走前の5回中山・仲冬Sでこの条件を圧勝(0秒3差)している、クリスタルボーイの底力を素直に信頼したい。
トップハンデ58キロは実力の証しだし、能力に影響することはないと確信する。また、今回と同じ休み明けの天王山Sはオープン馬相手に小差(2)着しており、久々も死角にはならない。
調子、距離、コースと三拍子が揃っており、仲冬Sの再現が濃厚だ。
◎5クリスタルボーイ
○3デュアルスウォード
▲4デイトユアドリーム
△8チャンピオンラブ、9ストレートイン
☆中山9R「初風特別」(芝1200メートル)
素質馬のアポロフィオリーナが、ベストパフォーマンスを披露する。
骨折明け(7か月間休養)のハンデは否めないが、新馬戦をレコードの(2)着(0秒1差)しているように、仕上がりの速い牝馬で久々でもスピード全開できる。
〈2200〉と、まだ底が割れていない分、プラスアルファは計り知れないし、裸同然のハンデ52キロなら大いに期待できる。
◎5アポロフィオリーナ
○11ノーワンエルス
▲9ダイナミズム
△2ウインバンディエラ、13リッピアピンク
☆阪神11R「ローズステークス」(芝1800メートル)
どのような条件下でも、〈3320〉と毎回上位争いを演じてきた、ホエールキャプチャが軸馬として最適。
もとより、実力は桜花賞(2)着、オークス(3)着と、トップクラス。相手は、マルセリーナ、マイネイサベル、エリンコートら春の既成勢力だが、台風の目は、究極の上がり馬リヴァーレ。
◎8ホエールキャプチャ
○9マルセリーナ
▲11マイネイサベル
△1リヴァーレ、6エリンコート
☆阪神10R「夙川特別」(ダ1200メートル)
ダ千二は2戦2勝と、滅法強いオペラモーヴが狙い目。
クラスも2度目で慣れが見込めるし、適鞍のここはチャンス大。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
◎14オペラモーヴ
○6ベネラ
▲2ケージーヨシツネ
△11キョウエイカルラ、12シゲルソウウン
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。