Q.肩書きはシンガーとのことですが、なぜ明石プラモデル甲子園のナビゲーターに?
A.シンガーの他にもリポーターやMCなどもやっています。明石市には市民祭りの公式ソングを歌うなど関わりも深く、市役所さんの方から「こんなイベントで町を盛り上げたいんだ」と今回のプラモデル甲子園のお話をいただきまして、協力できるのであれば是非とオファーを受けました。
Q.明石プラモデル甲子園とはどんなイベントですか?
A.明石は川崎重工業の発祥の地として、ものづくりに縁のある地域ですので、皆さんに分かりやすいプラモデルを通して、ものづくりの楽しさを知ってもらおうとする市が主催するイベントです。私の主な活動内容はイベントPRのためにホビージャパンさんやモデルアートさんなど、模型誌関係への広報活動、イベント当日の表彰式やトークイベントMCなのですが、実行委員の皆さんが市の職員で忙しい事もあり、町の模型店を回ってポスター貼りなど、地道な活動もしました。正直始めはそこまでやるって聞いていなくて…戸惑いました(笑)。でも、地域の人の色々な話が聞けたので楽しかったです。
Q.カレンさんはこのイベントに関わる前、プラモデルを作ったことがありましたか?
A.全くありませんでした。もの凄く難しいものだって印象があって、「私には無理だろうな〜」って思ってたんですが、今回絶対に何か作らなきゃいけない状況になり、実際始めてみると、わりと簡単に形になって、削ったり塗ったりと、私が好きなネイルアートと同じで所が多く、結構こだわりも出てきて楽しかったです。夢中になりすぎて自動車キットのフェンダー部分をマスキングをしてる時、事務所の壁も一緒に塗装してしまったくらいです(笑)。
Q.硬派な印象の強いプラモデル業界ですが、実際に関わってみてどんな印象をもちましたか?
A.始めは踏み入れ難いのかなって思ってましたが、意外と作るのは簡単なのだということがわかりました。「形にするのは簡単で面白いよ」っていうのを多くの人に知ってもらいたいという気持ちが強くなりました。
Q.ぶっちゃけプラモ愛好家の男性をどう思いますか?
A.プラモデルをみんながどうして好きなのか、私も、今回自分で作ってみて理解することができました。とっても好感が持てますよ。でも彼氏になった時に借金までしてプラモデルにハマるとちょっと困りますけど(笑)。でも、そんなことを心配しちゃうくらいとっても楽しいものだと思います!
プラモデルとの関わりについて彼女に多くのことを語ってもらったが、本業のシンガーとしても注目。歌唱力も高く、曲は浜崎あゆみ、倖田來未などの楽曲も手掛けるサウンドクリエイター、松田純一が今まで発売した4曲とも作曲を担当するなど超本格的。プラモデル関係の活動としても来年7月に予定されている第二回明石プラモデル甲子園のナビゲーターの続投も決定しており、模型誌での連載コーナーも計画中とのこと。これから音楽業界、模型業界ともに活躍できる“プラモシンガー”として目の離せない存在になること間違いない!(斎藤雅道)
<プロフィール>
羽越カレン
神戸生まれの神戸育ちの23歳
2008年より、シンガーとして活動を開始。 関西を中心に、数多くのライブ活動を精力的に行っている。