ゴルフの魅力は「思い通りにいかない事」。これは前回、綴りました。あとは「四季を肌で感じられる事」ですね。
晩秋に差し掛かる今の時期は、特にそれを感じます。空気が乾燥していてゴルフには絶好の気候。それが一週毎に風が冷たく芝は冬枯れていく…年末に向けてゴルフをしながら一年を振り返る…大袈裟で無く、こうした気分に浸れるスポーツはそうそう無いと思います。
次にゴルフの「奥深さ」について−−。
かつて本気で取り組んだスポーツは、達成感というか、これ以上の伸び代を感じず、継続しても「なだらかな下り坂」を意識しなければいけない「辛さ」があると思うようになりました。大人になった今現在、そんな「辛い」思いをしてまで、同一競技に執着する必要は無いと考えた時、努力次第でグングン上達するのはゴルフ。ならば、ここを「極めよう」と思ったのですが、これがなかなかの「曲者(くせもの)」でして、なかなか極められない。
如何せんゴルフはクラブとボールの角度が1センチ違うだけで打球はとんでもない方向へ飛んでいく。「真っすぐ200ヤード」と思っても、わずかなズレから右や左へ私の意思とは異なる方向へ。無常にも私の意思は反映されません。
ここがゴルフの奥深さであり、楽しいところ。皆さん、そうですよね。
今後の目標は、「レギュラーティー」いわゆる白ティーと言って一般的なコースで70〜80台を出す事。女性専用の赤ティー(距離が若干、短い。黒ティーはプロ仕様です)でしたら、クリア出来ると思うので、やはりここは「白」で決めたいですね。
現在、ハーフのベストスコアは40。何というのか「40の壁」があって、なかなか30台を出せない。歯痒い現実です。分かりやすく40とはどの程度なのかと言いますとハーフの9ホールでパーが6、ボギーが3です。これで40。パーが6というと難しい気もしますが、逆に考えればボギーを3回叩ける。こちらは大きいです。
何度か「40」を出したのですが、「39」を意識し始めるとゴルフが崩れる。ある日の事、8ホール終了まで34、最後のホールをパーセーブすれば38、ボギーを叩いても39で終われるシチュエーションでした。ところが39を意識した結果、このホールをダブルボギー、終わってみれば40でした。
これは「夢」ですが、シンガポールに超難関なコースがあります。アップダウンが激しく、コースは凸凹。普段、70台で回る人でも100切りは至難の業。ここで70〜80台を出してみたい。そうすれば、国内のコースではコンスタントに70台が出る様になるから。
ゴルフを極めたい気持ちは強いですが、レッスンプロや指導者になる気は今のところありません。未来の旦那さんがゴルフ好きだったら? 趣味が一緒というのはいいですね。