欅坂46はデビュー当初、女性アーティストデビュー作のオリコンウィークリーポイント歴代1位の記録を塗り替え、リリースシングルはすべてオリコンウィークリーチャート1位を記録。YouTubeの再生回数は5,400万再生を突破している。デビューからわずか8カ月で「NHK紅白歌合戦」への出場も果たすなど快進撃を遂げてきた。
グループ“始まりの曲”でもある『サイレントマジョリティー』で、会場が緑一色の光に包まれる中登場したメンバーたち。デビューからあっという間に1年が過ぎたことに驚く彼女たちの前に、1周年記念のバースデーケーキが登場し、お祝いムードは絶頂に。
今回の1stアニバーサリーライブは、欅坂46の1年間を振り返る内容の演出が至る所に散りばめられた内容。昨年の初ワンマンライブでも評価の高かったダンストラックが更にパワーアップし、続く『語るなら未来を…』の曲中にもソロダンスが追加され、“ダンスに対する攻めの姿勢”が顕著となった。けやき坂46も特技披露を織り交ぜたダンストラックで、欅坂46とはまた異なる個性を見せた。
ライブ終盤では、リリースしたばかりの4thシングル収録楽曲を初披露。新曲『エキセントリック』では、曲の途中で靴を脱ぎ捨てるという前代未聞の振付で客席が熱狂の渦に飲みこまれ、表題曲『不協和音』では、デビューして1年で培ってきた確かな実力を、魂を込めて披露する姿が圧巻であった。
アンコールでは、キャプテンの菅井友香が「今まで何ともなかった4月6日でしたが、欅坂46に入ってすごく特別な日になりました!」と語り、ファンへの感謝の気持ちと決意を述べた。さらに、“ひらがなけやきパワーアップ計画”と題した、けやき坂46の新メンバー募集がサプライズで発表され、驚きのあまり涙を流す佐々木久美が「たくましい先輩になれるようこれからもっと頑張ります!」と思いを語った。
デビューから1年で急速に坂道を駆け上がってきた欅坂46、2年目を迎えたばかりの彼女たちからますます目が離せない。