第105話は、坂場からなつにプロポーズしたシーンの続きからスタート。「僕の気持ちはずっと前から分かっていたでしょう」という坂場に、なつは「いや、全然分かりませんでした」と言ったものの「結婚します」とプロポーズを受け入れた。坂場は自ら演出することになった長編映画の成功を結婚の条件に出し、演出にこだわり抜くが、脚本づくりは難航する――という展開が描かれた。
これまで交際こそしていなかったが、視聴者から結婚すると予想されていた2人。しかし、思わぬ批判を呼んでいるという。
「なつと坂場はこれまでぶつかり合いながらも同じアニメ制作に励む仲間として一緒に作品を作り上げてきましたが、交際していなかったこともあり、『それぞれの恋しい気持ちも、二人の間の機微も、なにも描かれてこなかったのに急にプロポーズされても…』『なんでプロポーズしてなんで受け入れたか分からない。急すぎる』『突然のプロポーズに驚きもしないであっさり受け入れるなつなんなの…?』といった疑問の声が多く集まっています。坂場は『長編映画の演出ができたら言おうと思ってた』と語っていたものの、なぜなつが坂場にひかれたのか、前から好きだったのかは今まで描かれなかっただけに『どこにホレたの?』という声が殺到してしまいました」(ドラマライター)
また、プロポーズのタイミングにも苦言が集まっている。
「東洋動画に入社し、これまで『白蛇姫』の仕上げ、『わんぱく牛若丸』の動画、『ヘンゼルとグレーテル』『百獣の王子サム』の原画を担当してきましたが、『白蛇姫』を除き、制作過程がナレーションで終わることも多いこともあり、『なにもかも中途半端なのにここでプロポーズ入れる意味が分からない』『アニメも中途半端、プロポーズも中途半端、家族のことも中途半端。散らかり過ぎてる』といった苦言も多く寄せられています。アニメ制作は本作のメインテーマであるはずが、制作シーンが極端に少ないこともあり、このタイミングで坂場との関係性が進めばさらに制作シーンが少なくなることは必至。視聴者からは多くの不満の声が集まっていました」(同)
突然のプロポーズをなつはあっさりと受け入れたが、視聴者は受け入れることができなかったようだ――。