前週から4年が経ち、なつは東洋動画の原画担当初の女性アニメーターとして雑誌の取材を受けるまでになったが、視聴者からはあるツッコミの声が聞かれているという。
「前週では、なつたちが短編映画の制作に懸命に取り組んでいましたが、この日、坂場がなつに『僕はもう……漫画映画を作れないだろうな』と弱音を吐く中で、『僕たちの作った短編映画だっていまだにお蔵入りしたまま。長編映画の付録として劇場にかけられることもないだろう』と、上映されることなくお蔵入りになってしまったことが明かされました。しかし、まったくその兆候もなく、アフレコまで済ませた作品のお蔵入りに、視聴者からは『なんでお蔵入り!?』『あんなに人件費も制作費も掛けた映画をお蔵入り…?東洋動画は随分余裕あるんだね』『大した理由もなく、何の説明もなくお蔵入りってどういうことなの』という驚きの声が殺到しています」(ドラマライター)
22日放送の第97回では、なつが受けた取材が掲載された雑誌に「三四年の短編映画『ヘンゼルとグレーテルと魔法の森』では、台本のイメージからキャラクターを作り上げ、動きを動画担当に指示する原画を担当」という文字があったが――。
「この短編映画で原画を担当したことで、取材が来たという設定にも関わらず、短編映画が世に出ていなかったということで、『雑誌の人はどうやってなつのことを知ったの?』『なつはいったい何で認められたのか…』というツッコミも集まってしまいました。また、短編映画が完成したことで、なつの原画の先輩である麻子(貫地谷しほり)が『仕事に満足したから結婚してもいいと思えたの』と、結婚退職していきましたが、これについても『麻子さんはいったい何に満足したの?』『なつを東洋動画初の女性原画マンにするための当て馬だったか』などの声が聞かれてしまいました」(同)
ヒロインへの批判に加え、ストーリーの整合性も取れなくなってしまった『なつぞら』。視聴者からは脚本に幻滅した声なども多く聞かれていた。