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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(5/29)

<欅S(東京11R)=◎ゴスホークケン>
 5戦土つかずのナムラタイタンが一本人気になりそうだ。クラスが上がる毎に強さの増すレースぶりを見せられてはそれも当然か。東京への輸送、初めての左回り等々、些細な? ツッコミどころはあるが、栗東Sを除外された後も調整面の狂いはなく順調そのものだけに、連勝を伸ばしそうな勢いだ。
 “軸が鉄板の時には、ヒモは人気薄”のセオリーどおり、思い切ってゴスホークケンを買ってみたい。もう忘れてしまった人もいるかもしれないが、2007年の朝日杯FSの勝ち馬である。それ以降、勝ち星どころか掲示板が一度あるだけでほとんが見せ場なしの2桁着順…近走から大きな変わり身? ではあるが、初ダートの今回、堕ちた2歳チャンピオンがきっかけを掴むような一戦になれば。

【馬連】(2)(12)
【ワイド】(2)(12)

<金鯱賞(京都10R)=◎ホワイトピルグリム>
 折り合いに苦労しながらも天皇賞で4着に健闘したナムラクレセントが1番人気か。それに続くのが重賞実績はあるものの正月の金杯以来となるアクシオンや、半年ぶりのアーネストリー、実績ナンバー1のアドマイヤオーラに至っては1年以上も実戦から遠ざかっている。当レースの結果如何では宝塚記念に出走する馬も出てくるのだろうが、中核となるのが前記4頭であれば伏兵陣にも大いにチャンスのありそうな一戦だ。
 ◎はホワイトピルグリム。前走の中京記念で14着に敗れた後、天皇賞挑戦を諦めて短期放牧に出たが、それが奏功したか帰厩後の動きがすこぶる良い。重賞好走歴もあり著しく格負けするという印象はないし、京都芝2000に限れば2戦2勝(ともに1600万条件)。人気を落としている今回は狙い目だ。他では、少しでも流れが向くようならまとめて差し切る力量のあるスマートギア。エ女王杯の勝ち馬リトルアマポーラは距離延長、コース替わりともプラス材料であるし、今年2戦の内容が上々のタスカータソルテも直線平坦の京都なら面白い。

【馬連】流し (7)軸 (1)(2)(4)(6)(8)
【3連複】BOX (1)(2)(4)(6)(7)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ず JRA公式発表のものと照合し確認してください。

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