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川島なお美さん通夜 山田邦子ら参列者が別れを惜しむ

 1日に行われた川島なお美さんの通夜では、親交のあった多くの芸能人が、涙雨が降るなか、故人との別れを惜しんだ。

 長年家族ぐるみのつき合いがあり、亡くなった直後に現場に駆けつけたというタレントの山田邦子は、「(闘病生活は)凄まじかったです。必死に頑張っていました、ありとあらゆることをしてました。なにかできることはないかといったら、しばらく考えてから『ない』と。かなり男前の人でしたから、全部手を尽くしたんだと思います」と涙ながら話し、「なんだか引っ張られそう。まあ、なおはん(川島さんの愛称)だったらいいです。またいつか会いたい…」と天を仰いだ。

 1997年のドラマ『失楽園』で共演した俳優の古谷一行は、「一緒に仕事をした(失楽園)ときが18年も前のことなんだな、というのもあったし、よく舞台を見に来ていただきましたし、僕も行きました」とコメント。さらに、「まだまだいい仕事をこれからいっぱいできたのに…、残念です」と早すぎる死を悼んだ。

 また、ドラマでの共演経験の女優の南野陽子は、「楽屋で化粧品をくれたり、なお美さんはお姉さんのような存在でした」と話し、川島さんが降板したミュージカル『クリスマス・キャロル』の代役を務める、女優の渡辺めぐみは、「代役の会見も病室で見てくれていたみたいで。メールとかでやり取りできるかなと思っていたのに…。昔から私のことを『めぐ』って言う呼び方が格好良くて。最後に会ったのは今年の叙々苑カップ(ゴルフ)の時で、元気印のなお美さんでした」と回想した。(斎藤雅道)

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