「これまでレギュラーを務めていた『チューボーですよ!』、『王様のブランチ』ではとびきりの笑顔をふりまいていればOKだった。しかし、報道番組で笑顔を見せるのはNG。番組のスタッフからは徹底的にチェックされ修正されている」(TBS関係者)
小林アナは青学大時代、明石家さんまが司会をつとめる日テレ系「恋のから騒ぎ」に出演。
「最前列に座って、愛らしいルックスで人気者に。進路が注目されたが、最終的にうちに入った」(同)
そして03年の入社直後から同局屈指の人気アナになった。
「入社前のイメージから、バラエティー番組を中心に起用され、退社前の時点では押しも押されもせぬエースアナだったが、ひそかに報道番組への思いを募らせ、退社してフリーになる道を選んだ」(テレビ誌ライター)
昨年12月の会見では「報道局にお嫁に行くつもりでがんばりたい」と意気込んだ小林アナだが、これまで歩んだバラエティー番組と、これから挑戦する報道番組の間には、やはり大きな壁が立ちはだかっているようだ。
「番宣のCMでも少し流れているが、笑みをこぼす小林アナがスタッフから『笑っちゃダメ』と注意されています。これまでカメラを見れば笑う習慣が身に付いてしまったので、なかなか修正して淡々とした表情をキープするのは難しいと思う。だからこそ、最近は厳重な“麻耶スマイル禁止令”が出された。そのため小林アナは人前で笑顔を見せなくなってしまった」(先のTBS関係者)
そんな小林アナのイメージを一新させるため、退社前から局をあげてバックアップしてきたそうだ。
「2月から局の広報CMに出演。バージョンは2つあり、小林アナが涙を流しながら語りかけるものと、ポーカーフェースで語りかけるもので、いずれもこれまで決してみせたことのない表情です」(別のTBS関係者)
小林アナといえば、妹の麻央が日テレ系「NEWS ZERO」でキャスターを務めているが、妹へのライバル心もあって報道に挑戦する意気込みはハンパじゃないらしい。
「結局、自分がやりたかった報道番組を麻央に先にやられてしまったことも後押しして退社を決意した。出演が決まってからは、周囲も驚くほど勉強している。アナウンス技術はまだまだだが、慣れればきちんとこなすはず」(同)
イメチェンした小林アナが報道番組で新たなファン層を開拓しそうだ。