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京成杯 絶好調・虎穴馬券はあのダークホースをイチ推し!!

 正月の中山競馬、3週目のメーンは3歳馬による「第49回京成杯」(GIII、芝2000メートル)。皐月賞と距離、コースが同じとあって本番を占う意味でも、目が離せない一戦だ。人気は新馬→東スポ杯2歳Sを連勝したナカヤマフェスタが集めているが、中山、2000メートルとも初めてなのに加え、他馬より1キロ重い57キロを背負うだけに、絶対視は禁物。先週の「成田特別」で3連単15万7380円を本線で的中した本紙が誇る穴馬ハンター・虎穴馬券は、ダートで連勝中のハイローラーに自信の◎を打った。

 ◆京成杯=過去10年の傾向を見ると、前走が新馬、未勝利戦だった馬が連対馬20頭中5頭もいるように、“何でもあり”のレース。さすがに前走がダート戦だった馬の連対はなく、2007年のアルナスラインの3着が最高だが、ここは当コラムのタイトル通り、“虎穴に入らずんば虎子を得ず”。ハイローラーで勝負だ。
 これまでの6戦はすべてダート戦だっただけに、芝は向かないのでは? という疑問が浮かんでくるが、答えはノーだ。「デビュー当初はソエが出ていたので、ダートを使っていた」と木原調教師。その脚元が完治したことによる路線変更となれば、当然、注意を払わなければならない。

 師は「芝は未知数だけど、ダート馬の体つきではないし、こなせると思うよ」と自信をのぞかせる。それを裏付けるのが前走・もちの木賞だ。アドマイヤムーンの半弟アドマイヤコブラ、ポップロックの半妹カノンコードなど好メンバーがそろっていたが、メンバー最速の豪脚を披露してV。着差はクビながらまったく危なげない完勝劇で、芝ならもっと切れるのではと思わせるほど鋭い伸び脚だった。

 前走後にフレグモーネを発症したものの、「最終追いはいい感じで伸びていたし、もう影響はないよ。初めての芝でパンパンの馬場だと馬が戸惑うかもしれないけど、今の中山はだいぶ時計がかかり出しているからね」。
 普段は慎重な性格の指揮官からはめったに聞けない“脈あり”のコメントがバンバン飛び出した。
 鞍上は通算100勝にあと5勝と迫ったスーパールーキー・三浦皇成。アッといわせるシーンがあっていい。

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