◎エピファネイア
△タマモベストプレイ
△テイエムイナズマ
△ヒルノドンカルロ
△サトノノブレス
焦点は、皐月賞、ダービーともに惜敗したエピファネイアがどういった競馬をするか、その一点。 今週の追い切りでは福永騎手を背に馬なりで6F78秒台、終い軽く促されただけで全身を使った豪快なフットワークでフィニッシュした。春よりもパワーを増したことは明らかで、凄みが加わってきた印象を受ける。課題は、春当時のウィークポイントだった折り合い難がどこまで改善されているかだろう。舌をくくった今週の稽古では、以前よりも抑えのきいた走りでその効果を含め精神面の成長が感じられた。休み明けの2400mに幾らかの不安は残るが、ここでは地力が一枚も二枚も上。頭は鉄板だ。
相手探しは柔軟に。春の実績からタマモベストプレイを本線に考えたが、追い切りの動きは明らかに仕上がり途上…地力上位ではあるが、他馬にも付け入るスキは十分にありそうだ。パドックの気配を見ながら気になった馬を買い加えたい。
【馬単】流し(10)軸(4)(7)(11)(13)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。