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ジョシュ・ブローリン「『ジョナ・ヘックス』出演は失敗!」

 ジョシュ・ブローリンは、ウッディ・アレンの最新作『ユー・ウィル・ミート・ア・トール・ダーク・ストレンジャー』で演じているキャラクターが大嫌い。
 ジョシュが本作で演じているのは、作家としての壁に突き当たっている上、ナオミ・ワッツ演じる妻との夫婦関係にも問題がある男で、彼はこの人物を「悲しい」男だと感じているという。
 「まったく不透明なんだ。彼は悲しい人間だと感じるね。たまに陽気なんだけど、やっぱり悲しい男だよ」「アイツを殴ってやりたかったぐらいだ。僕は彼が大嫌いだよ。演じるのも楽しくなかったね」
 この役柄を演じるためにかなり体重を増やしたジョシュ、現在すでにいつもの体型に戻っているが、太目の男性が好みの妻ダイアン・レインは、少しガッカリだとザ・スコッツマン紙にコメントした。
 「彼女はスゴク気に入っていたようだ。妻はムサイ男が好きなんだ。ヒゲを生やして、デカイ時の僕が大好きらしいよ」

 アカデミー助演男優賞にノミネートされるなど、今では成功を収めているジョシュ、常にヒット作の恩恵を受けているわけではなく、日本未公開の西部劇映画『ジョナ・ヘックス』は「大暴走」してしまったため、誇りには思っていないと語った。
 「当初に持っていた目的がどこかえ消えてしまったんだ」「ある時からものすごく脱線していってしまってね。利用できるものを使って作り上げた作品は、当初の目的からひどくかけ離れたメチャメチャなモノになってしまったんだ」「とは言え、面白い作品だとは今でも思っているんだよ。『ピラニア3D』みたいに『ばかばかしい』って思うんだけど、『おもしろいな』って感じる作品だからね。だから、見に行っても楽しめるというわけだよ」

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