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加藤綾子フリー転身へ 絶体絶命フジテレビが仕掛ける「新人アナユニット」第5次女子アナブーム(2)

 絶対エースの突然の独立話に右往左往しているのがフジ上層部だ。断行した番組編成は目をそむけたくなるほどの惨敗に継ぐ惨敗。
 「タモリと宮沢りえが司会のトーク番組『ヨルタモリ』や審査委員長にビートたけしを起用した『オモクリ監督』。さらに21年ぶりにフジが立ち上げ森高千里と『アンジャッシュ』渡部建を司会に起用した生歌番組『水曜歌謡祭』、今が旬の若手芸人を集めた『おーい!ひろいき村』などすべてがシングル視聴率を連発しているんです。スポンサーはCM出稿した意味がないとカンカンな状態です」(大手広告代理店幹部)

 さらに不運は続く。「打倒!ミヤネ屋」を合言葉に全日帯で勝負を懸けた安藤優子と高橋克実が司会の『直撃LIVE グッディ!』も討死状態だ。
 「視聴率は1〜3%台をウロウロ。放送を続ければ赤字がかさむ。10月に安藤をリストラして急場を凌ぐ方向で調整が始まった」(フジテレビ関係者)

 2004年から'10年まで7年連続で視聴率三冠王を獲得し、テレビ界の王者として君臨し続けた姿はどこにも存在しない。いまやテレビ東京にもゴールデン&プラム帯で負けるというありさまなのだ。フジの凋落はこれだけに止まらない。
 「今が旬の芸人や俳優らはよほどの事情がないとフジの番組に出演したがらない。スタッフとの貸し借りやギャラで釣るしかないんです。でも、この関係もそろそろ限界に近付いている」(テレビ制作会社幹部)

 さらに、フジはこれまで聖域扱いしてきた制作費にもメスを入れるという。なんと一律5%カットを断行するのだ。
 「制作費一律5%は絶対条件。一番削りやすいのがタレントのギャラですよ。以前は無条件に提示していたギャラも日テレ基準にするよう内々に通達があった。日テレ基準とは、出演料は他局の3割減…。この条件に納得しない芸能人は出演してもらわなくて結構という強気の姿勢なんです。しかし、これは視聴率ナンバー1だったら通る理屈。低迷するフジがやったらどこからも相手にされないはずです。でもスポンサーが逃げ、TBSのように大きな不動産事業をもたないフジの台所は火の車。『今後、GP帯で再放送が流れるのではないか』とさえ揶揄されています」(前出・事情通)

 そんな危機的状況下にカトパンの独立話が浮上したのだから、前述したように局内が大混乱に陥るのは当然だ。
 「フジはいまさらながら慰留工作に必死。でも、カトパンも現在の自分の置かれている環境やフジの現状を考えると残る理由を見つける方が難しい。カトパンフリーの噂に山崎夕貴アナ(27)や生野陽子アナ(31)も動揺している。フジの本当の修羅場はこれからですよ」(制作会社幹部)

 そんな崖っぷちに追い込まれたフジテレビが最終戦略として期待を掛けるのが女子アナコンテンツ。元祖アイドルアナを輩出し続けた同局の運命を女子アナに託すという策だ。
 「いまさらですが、第5次女子アナブームを仕掛けるんです。アイドルアナを育成し世にアピールすることで局のステーションイメージを浮揚させようという戦略です。お蔭さまで2015年入社の新人女子アナは超がつくほどの豊作なんです。まず、イチ押しは早稲田大学在学中に同大のイメージキャラクターやユニクロのモデルも務め、女子大生ミスの日本一を決める『ミスサークルコンテスト』のチャンピオンという経歴を持つ宮司愛海アナ(23)。ミス慶応でモデル級スタイルを持つ小澤陽子アナ(23)、そして学生時代は無名ながらもフジの役員全員が◎評価を出したという上智大卒の新美有加アナ(23)。この3人全員にアイドルアナの登竜門といわれた『○○パン』と同じ趣向の番組を担当させるのです」(フジテレビ中堅社員)

 さらに秘策がある。フジ系列の新人女子アナから構成されるユニット“FNS28”をプロデュースすべく準備を始めたという。
 「CDをリリースさせ舞台やドラマ、映画などにドンドン出演させる。アイドル女子アナの王道を極めるプロジェクトです。いわば原点回帰と言ってもいい。当然、AKB48選抜総選挙のようなメンバーの入れ替えを目的とした人気投票も計画している。AKB48とのパイプを生かし、秋元康氏にコンサルタントを頼む方向で調整中だ」(制作幹部)

 フジテレビ浮揚戦略。果たして世間に受け入れられるのか。

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