多くの応募芸人が、合格者発表ボードの前に集まる中、マヂカルラブリー、鬼越トマホーク、デニス、コロコロチキチキペッパーズ、ガンバレルーヤ、おばたのお兄さんが、記者の囲み取材に応えた。
取材に参加した6組11人中、合格者は鬼越・坂井、デニス・植野、コロチキ・ナダル、ガンバレルーヤ・よしことまひる、おばたの6人だった。取材に参加していないコンビ芸人らも、コンビの内1人が合格するという法則性があったようだが、ガンバレルーヤの二人は両方合格、マヂラブは二人とも不合格と、明暗の分かれる結果だったようだ。昨年のM-1から不運続きのマヂラブの野田クリスタルは、「メディアとか無理なんじゃないかな…」と不合格を嘆いた。
そんな中、話題はおばたに集中した。昨日放送された「ノンストップ!」で、交際しているフジテレビの山崎夕貴アナウンサーが話した、おばたの心無い言動が批判されたところだ。
恋愛禁止だという「吉本坂46」のメンバー。ユニットに加入した場合の、山崎アナとの交際について聞かれたおばたは「交際はもちろん続けるつもりです。他のアイドルの方も隠れて交際している方いますんで。周知の事実ですから、隠れて交際します」と、余計な発言。隠れるとは言っても既に周知の仲であることをつっこまれると、「1回闇に…こっそり、もしかしたらおばたのお兄さんとしてじゃなくても改名して入るかもしれないですね。それだったら別にいいですもんね」と、これまた公に不正ともとれる発言をして記者たちを笑わせた。最終的には、「とにかく交際は続けます!」と強い意志で宣言したおばただが、山崎アナから愛想をつかされなければ良いが…。
1次審査合格者は他に、レイザーラモン・RG、同・HG、マテンロウ・アントニー、新喜劇の今別府直之、カラテカ・入江慎也、スリムクラブ・内間政成、銀シャリ・鰻、エド・はるみ、エハラマサヒロ、パンサー・尾形貴弘、トレンディエンジェル・斎藤司、尼神インター・誠子、新喜劇の末成由美など、ベテランから若手までバラエティに富んだメンバーとなった。
2次審査は、4月上旬以降に、東京・大阪にて実施される。審査内容は自己PR、歌唱タイムもあるグループオーディションとのことで、各自の実力が試される形となる。4月3日よりテレビ東京・テレビ大阪にて冠番組『吉本坂46が売れるまでの全記録』が放送される発表もされ、メンバー決定までの一部始終を追うことができる。異質のアイドルユニット誕生がどこまで世間を騒がせることができるか注目である。