マルカは重賞の常連ですし、ダービー4着の実績馬。一方、リザーブは3カ月ぶりの実戦でした。休み明けでここまでやれれば立派といえるでしょう。
昨年暮れに条件クラスを卒業。当初はオープンの壁にぶつかっていた感じでしたが、3月の中山・東風Sで2着後は、出遅れて競馬にならなかった都大路Sを除けば、レースぶりが本当に安定しています。5歳半ばを迎えて、ようやく“脂”がのってきた印象です。気性面でも成長し、最後までジックリと脚をためられるようになりました。ハマッたときの脚は目を見張ります。
中間も順調で、追い切りで軽快な動きを披露。叩かれての上積みを十分に感じさせます。中山の芝1600mは小差4着した今春のダービー卿CT4着を見ても、脚にフィット。ハンデも56kgなら問題ありませんし、リザーブを知り尽くしている蛯名ジョッキーとのコンビなら能力全開は間違いありません。