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FA移籍のソフトバンク・福田、“退団勧告”を受けていた? 同僚との裏話の暴露に「逆に愛を感じる」の声も

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 今オフフリーエージェント(FA)権を行使し、26日にロッテへの移籍を表明したソフトバンク・福田秀平。同日、福田は福岡のローカル情報番組『ももち浜S特報ライブ』(テレビ西日本)に生出演したが、その際の発言がネット上のソフトバンクファンの間で物議を醸している。

 問題となっているのは、移籍する福田がチームメイトの反応に言及した場面。福田は「みんなに『出ていった方がいい』って言われたんですけど、柳田(悠岐)だけは『いや、寂しいから残ってくれ』って(言ってくれた)」、「(松田さんには)一番『出ていけ』と言っていただきました」と、松田宣浩をはじめとしたほとんどの同僚から退団・移籍を勧められたことや、引き留めてくれたのは柳田だけだったことを暴露。

 また、「(退団・移籍を)後押しするような言葉が多かったということですか?」という質問に対し、「……はい」と言葉を詰まらせながら答える場面も。なお、その後に受けた「いい意味で『背中を押してやる』というような、温かい声をかけてくれた(ということ)?」という質問には、「はい」、「そうです」という言葉を繰り返しながらうなずいた。

 この一連の発言を受け、ネット上のソフトバンクファンからは「FA中の選手を引き留めないのは冷たい」、「柳田以外の選手はみんな薄情だな、福田がいなくなればその分枠が空くとか考えてそう」、「なんで答えに詰まったんだ?話せないような何かがあるのか?」と反発する声が多数。

 同時に、「『出ていった方がいい』っていうのは逆に福田への愛を感じるけどなあ」「出場機会が得られるチームで、レギュラーを掴んでほしいっていう前向きな意味じゃないの?」、「今の福田に残れって言う方が思いやりに欠けてるだろ」といったコメントも複数寄せられている。

 「主に外野手としてプレーしている福田ですが、怪我が多く戦力として計算しづらいという難点があり、さらにチームの外野には柳田、中村晃、グラシアル、上林誠知といった実力者たちがひしめき合っているため、レギュラーではなく控え中心の起用をしいられています。また、今オフのソフトバンクはヤクルト・バレンティンや西武・秋山翔吾といった大物外野手の獲得に乗り出していると報じられていますが、もし獲得となればレギュラーの座がさらに遠のく可能性も否定はできません」(野球ライター)

 ソフトバンクではレギュラー獲りに苦戦した福田だが、同僚からの言葉を胸に向かうロッテでは定位置を確保することができるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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