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「情熱大陸」葉加瀬太郎生演奏で思い出されるTBSの黒歴史

 12月17日放送の『情熱大陸』(TBS系)において、番組のテーマ曲を手がける葉加瀬太郎が生演奏を披露した。オープニングとエンディングの2曲を神戸市内からの生中継で披露した。

「この日の放送は、番組放送開始20周年を記念して放送時間が1時間に拡大されました。世界一のクリスマスツリープロジェクトを手がけるプラントハンターの西畠清順に密着。プロジェクトの会場となる神戸市内から葉加瀬が生演奏で番組のテーマを演奏しました。さらに、窪田等も生ナレーションを差し込むなど、力の入れようでした。番組では過去にはお笑い芸人の福田彩乃が常盤貴子のものまねを披露し、その反応をTwitterで眺める様子が一部生放送となり注目を集めました」(業界関係者)

 演奏は無事に終了したが、TBSでは過去には葉加瀬の生演奏をめぐってトラブルを起こしている。

「2010年の4月の朝の情報番組『知っとこ!』でのトラブルですね。ゲスト出演した葉加瀬が生演奏で『情熱大陸』のテーマを演奏する触れ込みでしたが、演奏開始直後に音が止まり、やり直すもこちらもうまくいきませんでした。放送では葉加瀬が弾いたバイオリンの音だけが細々と響くだけでした。葉加瀬が『シーケンスが聞こえない』と述べていたことから、技術側のトラブルが起きたと見られます。実質的な放送事故といって良いトラブルでしょう」(前出・同)

 『情熱大陸』はTBS系列で放送されているが、制作は大阪の毎日放送である。とはいえ、同じ系列局のトラブルだけに、今回の生演奏には同じ失敗を繰り返さないため、周到な準備が重ねられたようだ。

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