梅雨時というのは天気が変わりやすく、予報が難しいのだそうです。最近は民間の会社が、各地で会員を募り、細部の情報をいち早く入手して、予報に役立てているそうです。テレビやラジオの天気予報はほとんどが日本気象庁の発表によるもの。それゆえ各局右にならえ状態。どこかの局だけは、民間会社の情報を出すということがあっていいと思うのですが…。
さて、今週から舞台は福島、札幌。そして来週に宝塚記念を控えている阪神。夢と希望を乗せた新馬戦がスタート。ダービー馬ロジユニヴァースは7月6日の阪神戦がデビューでした。同じくGI馬セイウンワンダーは6月21日の阪神初日がデビュー。オークス馬トールポピーも7月の阪神でした。今年も阪神の新馬戦は目を離せません。
一方、福島初日のメーンはダート1700メートルのハンデ戦「安達太良S」。準オープンを勝ち上がっているアンダーカウンターにエアマックール。そして2走前にやはり準オープン勝ちのピサノエミレーツの3頭に人気が集中しそうです。ただ、それぞれハンデが57キロ。昨年までの別定戦とは違った結果になりそうです。
そこで、狙ったのが叩いたマキバスマイル。前走の桃山Sが、実に1年3カ月ぶりの実戦。8着ながらダ1800メートルの自己ベストのタイムを更新。しかも1番人気のゲバルトステイヤー、3番人気のサダムイダテンに先着。収穫は大でした。
元来が叩き良化タイプで、今回は前走以上の好走が、大いに期待できるところ。休養前の東京でエスケーカントリーの2着。そのエスケーはオープンのブリリアントSでロングプライドを相手に優勝。仁川Sではサトノコクオー以下を一蹴。その比較から準オープンでは明らかに能力上位の存在です。
福島のダートで独走したこともあり、コースがわりも歓迎。ハンデもうれしい54キロ。福島のダ1700メートルは、3角手前からペースが上がり、緩みのない流れになる可能性が大。末脚を温存しズバッと一気差しです。