太賀は俳優・中野英雄の次男で、2006年にフジテレビ系ドラマ「新宿の母物語」でデビュー。16年の日本テレビ系ドラマ「ゆとりですがなにか」でゆとり世代の会社員を演じて注目を集めた。
記事によると、太賀は昨年あたりから自分の名字を伏せていることについて「何かをごまかしている気がして。これから俳優としてやっていく覚悟を決めて、名字を名乗ろうと思った」と心機一転、改名を決断。
本名は「中野太賀」だが、これまで支えてくれた共演者やスタッフらを「俳優人生の財産、宝物」と感謝し、“仲間”の意味を込めて「仲野」としたというのだ。
「仲野は小学生の時に山田孝之に憧れて芸能界入りを決意。オーディションを経た作品で共演した林遣都が山田と同じ事務所のため、林を通して関係者に直談判して現在の事務所に入った。しかし、全く“親の七光り”に頼らず、実力でここまでステップアップ。事務所選びは正解だった」(テレビ局関係者)
すでに売れっ子の仲間入りを果たしている仲野だが、ここ最近の芸能界で名字を足して改名した俳優たちを見ると、成功例しかない。
「千葉真一の息子の新田真剣佑はもともと『真剣佑』から改名。『新田』というのは映画『ちはやふる』の役名からの思い付きだった。そして、伊藤健太郎は『健太郎』からフルネームの本名に改名。いくつか候補はあったようだが、結局、本名に決めた。とはいえ、2人とも改名が話題になる時点ですでに売れっ子。なかなか名字がない芸名を付ける時点で個性を発揮しているが、その個性が売れる要素になっているのかもしれない」(芸能記者)
3人に続く俳優が現れるのか注目される。