「晴れの挙式に15年も一緒にいる相方の中島が出席しないなんてあり得ない。とりあえず、中島はバラエティー番組に出演し松嶋に花束を渡したが、会話がどことなくよそよそしかった」(芸能ライター)
この日の芸能マスコミは松嶋一色に染まった。昼の番組では午前中の挙式の模様が各局のワイドショーで放送され、深夜にはテレビ東京のバラエティー番組の生放送でヒサダとともに結婚を報告。中島も駆けつけて花束を渡して祝福、番組終了後は松嶋が単独会見を行った。深夜にもかかわらず約100人の報道陣が集まり、翌日朝のワイドショーでは会見の模様が大々的に放送された。
「これまで、オセロといえば、中島が俳優と浮名を流したり、女優としてドラマ出演するなど、松嶋はあまり目立たなかった。ところが、中島よりも先にゴールインし、ある意味“電波ジャック”に成功。中島を出し抜いた形になった」(同)
週刊誌などで不仲説を報じられている松嶋と中島だが、「中島が挙式に出席せず、思わぬ形で露呈してしまった」(同)。原因はやはり松嶋の独立だったという。
「中島とのギャラの差に以前から不信感を抱いていた松嶋が昨年9月に個人事務所を設立。それまではとても仲のいい2人だったが、それ以降“冷戦”に突入し、今では楽屋も別々。本番の絡み以外では全く会話はないらしい」(バラエティー番組関係者)
松嶋は独立後、ドラマ出演など女優業にも進出。ピンでの仕事も増え、ついには結婚。浮いた話がご無沙汰の中島との立場がすっかり逆転してしまった形だ。
「現在、ローカルも含めオセロのレギュラーは4本。ドラマ以外では中島の3本に対し松嶋は倍の6本。松嶋のピンの仕事は個人事務所がブッキングするので、稼ぎは中島の2倍をはるかに上回っている」(同)
松嶋の結婚の扱いは破格といえるが、芸能界での“世渡り”もしっかり身についてきているようだ。
「なぜか、松嶋の結婚について、大手の事務所幹部から扱いを大きくするようにお願いがあった。松嶋の個人事務所はその大手と業務提携しているようだ」(ワイドショー関係者)
色白の松嶋と色黒の中島の絶妙なコンビーネーションが売りのオセロだが、今後は別々の道を歩くことになるかもしれない。