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地方競馬特集 南関東の“ハニカミ王子”は浦和にいた!?

 今年デビューの85期生の中に、南関版の“ハニカミ王子”がいる。
 6人いる南関東所属の新人騎手紹介も最後の一人。今回は浦和・小嶋一厩舎所属の國分祐仁騎手(17歳)を紹介する。
 冒頭でハニカミ王子に近いと表現したのはいうまでもない。最近では珍しいぐらいシャイな男の子だからだ。記者の前担当がプロレスだったから余計にかもしれないが、基本的にアスリートたちは自己主張がはっきりしたタイプが多いと思う。 だから、取材の際は恥ずかしそうに答える彼の姿に、逆にこちらも照れてしまって“ハニカミ連鎖”が発生する妙な現場になっていたりする。
 だが、じっくり話を聞くと、その胸の内にはしかと闘志を秘めているのが感じられた。「日ごろからレースのビデオを見て研究しています」と話す表情には、早く勝利を挙げたいという思いが、強くにじみ出ていた。こういう自己主張が苦手なタイプは騎手に向かないのではと勝手に心配していたが、余計なお世話だったようだ。
 19戦して初勝利はまだ挙げられていない。だが、連対率10.5%は南関東の同期の中ではトップの数字。同厩で、目標とする水野貴騎手がオーストラリアで奮闘していることもいい刺激になっている。
 向かい合って話をしていても、なかなか目の合わないシャイな國分騎手だが、ふとした拍子にバッチリ目が合った!「最近は朝、調教に乗る馬の数も増えてきました。乗ることが楽しいです」と答えた瞬間だ。その瞳は輝きを放っていた。

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