桜井は「4年に1回しかないトーナメントということで重要。優勝しかない」と並々ならぬ決意を示したが、会見が進むにつれ表情は強張った。
原因は青木の“口撃”だ。同階級の第一人者を前に「普通にやれば、普通に優勝できる」「僕がやらなきゃ盛り上がんねぇんじゃねえかって、自負している」など言い放ち、1階級上のウエルター級GP参戦を直訴したのだ。
奔放発言に桜井は「本当に出るの? だとしたらナメられてる」と嫌悪感を露わにし、鋭い眼光を青木に向けた。
舌戦を繰り広げた2人に、笹原圭一イベントプロデューサーは「2人は嫌がるかもしれないですけど、それこそファンが見たいカード」と1回戦での激突を示唆した。