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「内外タイムス・クラウンC」 エスプリベンが逃げ切りV

 11日、川崎競馬場で行われた「内外タイムス盃・第10回クラウンC」(SIII 1600m)は、3番人気のエスプリベン(牡3歳 川崎・久保秀厩舎)が逃げ切り、重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分41秒0(重)。開業4年目の久保秀師に初タイトルをもたらした。
 師も「予想外だった」と目を丸くする逃げがピタリとはまった。前走はまったくハミを取らなかったというが、初めて着用したチークピーシーズの効果が少なからずあったようだ。ロイヤルボスとの叩き合いをクビ差競り落とした。
 体質的に弱い面があり、ビシッと追い切れないなど、まだ完成途上。今後は状態を見つつ、羽田盃(SI 大井1800m 5月9日)を含め、クラシック出走を視野に入れていくという。

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