1日の日本武道館大会で佐々木健介を破り、自身3度目となるGHC王座戴冠を果たした。この日は次期挑戦者に浮上している潮崎豪に「アイツはもっと声を上げないとダメ。引っ張っていくのは俺だ、と発言をしないとね」と注文をつけた。
新王者として第3次政権をスタートさせる秋山が掲げるのは、団体の活性化だ。3月で日本テレビの地上波放送が打ち切られることに危機感を募らせ「みんなから望まれることをやっていく」という方針を打ち出した。
「これから出てくる若いヤツの壁になる。対抗戦をやった新日本(プロレス)にも若い連中はいるし、そういうヤツの壁になってもいい」と他団体選手との防衛戦にも積極的に乗り出す考えだ。
次期シリーズでは谷口周平と組んでグローバル・タッグリーグ戦(4月11日、東京・後楽園ホールで開幕)に臨む。同リーグ戦の覇者はGHCタッグ王座挑戦が濃厚だけに、「谷口のケツを叩く。1人で2本巻いて、1シリーズでシングルとタッグの防衛戦をやる」と2冠獲りにも意欲的だ。