特使の管轄をする同県交流政策課は「正直、困惑しています。事実確認したいが、全く連絡がとれない。報道されていることしか分からないんです」と困惑気味にコメント。特使の任期は2年間だが、今後については「すべて白紙です。事実確認しないことには判断できない」(同課)としているだけに、解任されるにせよ、塩谷が里帰りして事情説明をすることは避けられないだろう。
「役所関連の仕事をしているうちはスキャンダルは御法度。ましてや、今回のケースだと故郷の“顔”に泥を塗ったようなもので、関係者に甚大な迷惑をかけてしまった」(芸能記者)
塩谷騒動はたちまち他方面へも飛び火。騒動が拡大するにつれ、元妻でタレントの大桃美代子と前妻でタレントの麻木久仁子との二股交際騒動で一躍名をあげたジャーナリストの山路徹氏が“二股の先輩”として各局の情報番組に出演。塩谷にことごとくダメ出しし、さらに「不倫と二股は似て非なるもの」と持論を展開。
ところが、これに大桃が噛みつき、2日に生出演したコメンテーターをつとめる情報番組で、「なんで彼がテレビに出て、評論家のようにコメントしているのか分からない」と不快感をあらわにしたのだ。
「塩谷はどうか分からないが、山路氏は大桃からも麻木からも活動費など諸々の資金援助を受けていたからその“手口”は塩谷をはるかに上回る。大桃が不快感をあらわすのも納得だが、塩谷問題を語るにはこれ以上ない人材」(女性誌記者)
会見を終えたことでひと段落しそうな塩谷問題だが、今度はどこに飛び火するのか?