同番組では、「独自 オフィス北野現役社員語った」と題してインタビューVTRを放送。問題の偽社員に同社が入るビルの付近で3日午後8時ごろにインタビューしたという。
記事によると、同局は男性が社員であるかをオフィス北野側に確認せずに、男性が名乗った「オフィス北野現役社員」という肩書そのままに街頭でのインタビューを放送。
男性の顔にはボカシが入り、酔っているのか陽気な様子で、「オヤジ(森社長)がやっていて赤字のワケないじゃん。あれだけ稼いでいるのに、ねえ。お願いしますよ」と会社の赤字報道を否定。
また、社員の報酬や従業員の給料が高額であると報じられたことについて、「みんな高くて当たり前じゃん。あんたたちだって給料もらった方がいいでしょ。でも、それ以上に稼いでいるんだからさ」などと語っていた。
オフィス北野の森昌行社長は、一部スポーツ紙に対し、「(男性が)本物の社員でないことを確認した」と断言。社員には「報道の個別取材は受けないように」と通達しており、森社長を「オヤジ」と呼ぶ社員はいないことから偽社員と確信。フジテレビに抗議し、事情説明を求めたというのだ。
「かなり報道が過熱してしまったが、ひと通りテレビに出れる人は出尽くしてしまった。そのため、しゃべってくれる関係者ならば誰でもいいような感じ。とはいえ、取材した人の身元を確認するケースはあまりなく、現場と上層部の判断任せなことが多い。フジは運が悪かったとしか言えない」(ワイドショー関係者)
この件を受け、多少は報道が自粛されそうだ。