事の発端は、4月26日にヒカルが投稿した「ぼったくりバー」の動画。その中で、ヒカルは歌舞伎町のキャッチにぼったくりバーに連れて行かれ、バーで高額の請求をされるまでの様子を伝えた。この動画に対し、歌舞伎町のホストの顔を持つユーチューバー“ほすちる”が、自身の動画でヒカルの「ぼったくりバー」動画がヤラセであると明言した。ただし、6月21日15時現在はTwitterでの発言はない。
ほすちるによると、歌舞伎町でぼったくりバーの存在は聞いたことがなく、ヒカルのように10分程度という短時間でぼったくりバーのキャッチに遭遇するのは奇跡的な確率だという。
また、ヒカルの動画に登場したバーの上層部とキャッチをしていた人物が同じだったが、ほすちるはこれもおかしいと主張。キャッチは店まで案内するまでが仕事で、通常はそこで去っていくのが一般的で、上層部と同一人物ということはないとのことだ。他にも、ヒカルの動画では店内にBGMがかかっておらず、他者の話し声も聞こえない無音の状態だったことにも疑問を投げかけていた。ほすちるの動画を見た視聴者からは、「やっぱりね」「どう考えてもヤラセだと思う」と同意する意見が集まっている。
さらに他のユーチューバーの動画でも、歌舞伎町に関係する人物が「ヒカルの動画がはヤラセだ」と発言している投稿がいくつか存在している。ヒカルが連れられたぼったくりバーの場所は、ネット上ですでに特定されている。ほすちるの動画視聴者からは「実際にそのバーに行って検証してきてほしい」という意見も上がっている。
ヒカルは、これまでにもたびたび炎上しているお騒がせユーチューバーでもある。2017年8月には仮想通貨を用いた疑似株式売買サイト「VALU」でのインサイダー取引疑惑が浮上し大炎上。今年に入ってからも、『週刊文春デジタル』の動画配信でファンにわいせつなSNSメッセージを送ったというスキャンダルが取り上げられ反論するなど、いわゆる“文春砲”にも撃たれた。炎上のたびに減少することもあるが、チャンネル登録者数は320万人を突破し、今もなお増え続けている。
炎上しても強気で反論し動じないスタイルが受け、若年層から絶大な支持を得ているヒカル。“やらせ動画”疑惑も晴らすことができるだろうか。
記事内の引用について
ヒカルのYouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCaminwG9MTO4sLYeC3s6udA
ほすちるのYouTubeチャンネルより http://www.youtube.com/channel/UCth8GGZ6EjARHI1Hhx-cgjg