「文春オンライン」によるとワタナベは6月2日、警視庁三田警察署に傷害容疑で逮捕されたという。起訴はされず、最終的には話し合いによる和解となったが、文春の報道から数時間後、本人の公式チャンネルに謝罪動画が投稿された。ワタナベは「動画投稿などの活動を、しばらく、お休みさせていただくことにしました」と無期限の活動自粛をファンに伝えた。また、Twitterでも19日「今回の騒動について、活動休止させていただきます」と投稿している。
ワタナベは1992年生まれの現在26歳。2007年頃からYouTube上で動画投稿を開始し、2018年11月にはそれまで所属していた芸能事務所から、HIKAKINらが所属するYouTuber事務所UUUMに移籍。以来、イケメンYouTuberとして若者を中心に人気を集めていた。
さて、そんなワタナベだが、今回は起訴こそされなかったものの、今後、関係各所に莫大な賠償金を支払わざるを得ない状態になるのではとされている。
ワタナベは2013年から「カイワレハンマー」というユニットに所属し、音楽活動を行っている。2016年まではインディーズレーベルからの楽曲を発売していたが、2019年5月にはワタナベ自身の知名度上昇に伴い、大手音楽レーベル・avexに所属することが決定。8月にはavexに所属後初となる楽曲のリリースが決定していたが、今回の活動停止の影響で計画が全て白紙となり、楽曲の発売そのものが中止になるのではと噂されているのだ。
一般的なミュージシャンだと発売1カ月半前の現在ならば、最終レコーディングやミキシング調整、音楽雑誌のインタビュー、キャンペーンの打ち合わせなど、ミュージシャンとしてやるべきことは山ほどある。
また、リリース寸前ともなれば、既に多額の金が動いていることもある。今回の事件でワタナベ側にavexから請求される損害額は1000万〜2000万円以上になるのではないかとされている。
もちろん、ワタナベは個人としてUUUMに所属しているため、多額の賠償金はいったんUUUMが肩代わりする形になるだろうが、動画配信が生命線であるYouTuberは動画を配信しなければ収入を得ることは難しく、いつまでも休んではいられない状態に陥ると思われる。
せっかくつかんだデビューの道を、女性トラブルで自ら手放したワタナベ。果たして彼が再起する日はいつになるのか……。
記事内の引用について
ワタナベマホトの公式Twitterより https://twitter.com/MAHOTONNN