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美浦黄門こと本紙・橋本記者が中山牝馬S主役陣営を直撃!

 今週の中山メーン「第25回中山牝馬S」(GIII 芝1800m 11日)は、初重賞制覇に燃えるアサヒライジングと、引退の花道をかけて出走するウイングレット(2005年優勝)に話題が集まっている。さて、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が白羽の矢を立てたのはアサヒライジングだ。

 −−エリザベス女王杯4着以来(約4カ月休養)の実戦になりますが、休養理由を教えてください。
 室山助手「昨年は1度も体を緩めることなく使ってきたので、リフレッシュ放牧に出していました」

 −−休養前と比べてどこが変わりましたか。
 室山助手「落ち着きが出て精神的に大人になったことと、体もひと回り大きくなり一段とパワーを増しています」

 −−帰厩後の調整過程と、追い切り(別掲参照)の感想をお願いします。
 室山助手「ここまですこぶる順調にきています。2週続けて強いところをやってきたので今朝(7日)はセーブしたが、力は出せる仕上がり状態です。普段から表情を表に出さない柴田善騎手もにこやかでしたよ」

 −−仕上がり以外に何か注文や、課題はありますか。
 室山助手「すごく乗りやすい馬でケイコで苦労したことがない。レースでも乗り役はコントロールしやすいと思いますよ。こんなに休養期間が長いのは初めてだけど、不安材料にはならない。精神力の強さはアメリカ遠征(アメリカンオークス2着)で証明済みですから」

 −−1800mは初めてですが、この点についてはどうですか。
 室山助手「もともと、2000mより1600mの方が適性は高いと思っていたし、むしろプラスになると思います」

 −−この時期の4歳牝馬に56.5kgのトップハンデは過酷ですが、意気込みをお願いします。
 室山助手「相手うんぬんより、自分の競馬をすれば自ずと結果は付いてくると確信しています。春の目標はヴィクトリアマイル(GI)ですが、ぜひタイトルを取って弾みをつけたいですね。応援よろしくお願いします」

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