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石原さとみ世代、広瀬すず世代の“間”が不作? 20代後半女優らが伸び悩んでいるワケ

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高畑充希

 この夏も、定番からリメイクまで話題作が目白押しのテレビドラマ。バラエティ豊かとまではいかないが、各局の工夫がキャスティングから見て取れる。

 『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』(TBS系)や『ルパンの娘』(フジテレビ系)の主役は石原さとみと深田恭子。綾瀬はるかとともに、プライム帯で安定した視聴率を稼ぐホリプロの看板女優だ。『監察医 朝顔』(同)、『偽装不倫』(日本テレビ系)では、上野樹里が結婚後、杏が出産後初の主演を務める。『ボイス 110緊急指令室』(同)で唐沢寿明とW主演を張るのは、事務所を移籍して復調傾向にある真木よう子である。

 元気な30代の横でいまいち存在感が薄いのが、すぐ下の世代に当たる20代後半の女優たち。今期は『凪のお暇』(TBS系)で黒木華が主役を演じているくらいで、多くは準主役、または脇役での起用にとどまっている。もちろん波瑠や高畑充希、本田翼ら主役級の人材はいるが、世代を問わず親しまれるような国民的女優というと見当たらないのが実状だ。

 これに対して、次々と逸材が登場しているのが20代前半から中盤の役者だ。連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)に出演中の広瀬すずや、同学年の橋本環奈、福原遥ら“98年組”が話題になることも多い。また、土屋太鳳や芳根京子ら朝ドラ主役経験者、二階堂ふみや杉咲花、松岡茉優、森川葵といった演技派、歌手やモデルとしても活躍する大原櫻子や飯豊まりえ、『トクサツガガガ』(同)でコメディエンヌとしての才能を開花させた小芝風花など才能ある面々が名を連ねる。さらに、10代後半には浜辺美波や演技力に定評のある清原果耶ら、次世代の主役級も控える。

 「20代後半女優の立ち枯れているのは、将来を嘱望された能年玲奈(現・のん)がテレビから姿を消したことや、結婚後仕事をセーブしている武井咲、真野恵里菜の影響もあるでしょう。若くして代表作を生みトップを走り続ける30代女優に対して、舞台やモデル出身の高畑や黒木、波瑠はまだまだテレビではフレッシュな存在。逆に言えば、伸びしろもあるということでしょう」(ドラマライター)

 上と下に挟まれつつも、平成生まれの意地を見せることができるか?世代交代に向けて今が正念場だ。

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