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櫻井翔、大ファンのドリカムと夢のようなプライベートの一夜 号泣してしまったのは?

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DREAMS COME TRUE・吉田美和、中村正人

 嵐の櫻井翔には、学生時代から青春をともにした“オンナ”がいる。DREAMS COME TRUEの吉田美和だ。嵐は現在、結成20周年を祝う5大ドームツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の真っ最中で、全50公演のすべてがドーム。総動員数237万5000人という日本人アーティスト史上前人未到のツアーを開催中だが、そんな嵐をもってしても、ドリカムは神であるようだ。

 ドリカムは、嵐のちょうど10年先輩にあたる30周年メモリアル。両グループの接点はさほどなく、ドリカムが稀に出演する音楽番組でしか顔を合わせない。しかし、櫻井は中村正人と2人きりで食事に行く仲。実は久しく仲がいいのだ。

 「ドリカムのファンは『ドリ』と愛情を込めて呼ぶのですが、櫻井さんは熱烈な現役ドリ。まだジャニーズJr.でそんなにお金がない時代でも、わざわざ大阪まで遠征して、『WONDERLAND』というタイトルのライブを観ています」(スポーツ新聞の芸能記者)

 家族と仲がいい櫻井は、ドリカムの横浜アリーナコンサートに両親を連れて行った。行きの車内で親は、「昨日カラオケで『未来予想図II』を練習したんだけど、歌ってくれるかなぁ」とワクワク。息子の影響ですっかりファンになった。櫻井家は親子2代にわたるドリなのだ。

 ちなみに、『未来予想図II』は、今年が初リリースからちょうど30年だ。

 櫻井が決まって車内で熱唱するのは、『未来予想図II』と同時期にリリースされた大ヒットソング『うれしい!たのしい!大好き!』。大サビの♪うれしい たのしい♪をフルボリュームで掛けて、その次に消音。一斉に♪だ〜いす〜きっ♪と合唱するのが定番だ。これは、コンサートで吉田がするのをマネたものだ。

 憧れのオンナ・吉田と初めてプライベートで食事をしたのは、中村の仲介によって。その場でドリカムのバースデーソング『HAPPY HAPPY BIRTHDAY』を独唱してもらうと、同席していた30年来の親友が大号泣。主賓であるはずの櫻井は泣けなくなってしまったという。

 全国のドーム、国立競技場で単独コンサートを開いた数少ない日本人アーティストに、ドリカムも嵐もいる。国内最高峰である証だ。そんな嵐・櫻井を以ってしても永遠のあこがれであるドリカム。30年にわたって国民の心に寄り添ったドリカムのように嵐もなれる日は、近い。
(伊藤由華)

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