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バラエティ番組で出た“迷言”週間トップ3(3/7〜3/14)

●第1位「誰か、ツバをかけてくれ」(今田耕司/日本テレビ『芸人報道』3月11日)

 現在47歳の今田は、志村けんに次いで、芸人界最後の独身といわれている。そんな兄さんの救済企画を、関東ローカルの『芸人報道』で、2週にわたってオンエア。嫁に求める条件はなんと、驚異の39項目! 身長163cm以上、年齢28歳以下、日本人もしくはハーフもしくはロシア人、今までの交際人数が嘘でもいいから5人以内…など、該当相手は皆無だろうと思わせる厳しさだ、しかし、番組は真剣に応募。売名行為目的ではない女性数名を通過させて、前半にあたる今週は、21歳でアメリカ人とのハーフモデルをスタジオに招いた。ところが、「21歳」という若さがネックになり、今田はNO。罵倒する芸人たちに、困惑の顔を見せた今田は、「誰か、(自分に)ツバかけてくれ」と訴えるのだった。

●第2位「売れるというのは、寝首をかく作業」(ウーマンラッシュアワー・村本大輔/テレビ朝日系『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』3月9日)

 『THE MANZAI 2013』を制してからのこの3か月で、生活が一変したウーマン。村本はすでに、家賃が倍のマンションに引っ越したという。“ゲス芸人”が定着している村本だが、ついに、“ゲスの元祖”ブラマヨ・吉田と膝を付けあわせて話すときがやってきた。互いがセコい実話を披露しては、共鳴。ところが、話題が漫才になると、超マジメ。これまで、その目に余る厳しさで、10人以上の相方が村本から逃げていった。それでも、「周りがゲームしてても、コンパに行ってても、僕はその間にネタ書いてた」と超努力家。遊びにふける周りの芸人を見るたび、「売れるというのは、寝首をかく作業」と言い聞かせた。その頑なにポリシーを曲げない姿勢が、今のブレイクにつながったといえよう。

●第3位「独身って行きすぎると、スープ飲みはじめる」(オードリー・若林正恭/TBS系『午前零時の岡村隆史』3月12日)

 ナインティナインの岡村が、いろんなことに挑戦したり、世の中でひっそり継続されていることにスポットを当てる、まさに深夜零時またぎの番組。今週、MCの相手を務めるのは若林。オープニングでは、最近は友人がどんどん結婚していって、遊ぶことができず、「ずっと家でオニオンスープ飲んでる」と嘆く若林。すると、岡村も、「一緒! 俺も箱でコーンスープ買った」と同意した。健康管理をみずからしなければいけない孤独な独身芸人をさして、「独身って行きすぎると、スープ飲みはじめる」と、若林は持論を展開。現在、交際している女性もいないふたり。家ではかなり、暗いようだ。(伊藤由華)

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