先シリーズでは、タッグ戦ながらも諏訪魔から3連続フォール勝ちし、タイトル挑戦を認めさせた西村が「駆け引き、タイミングすべてが勝負になってくる」とほくそ笑んでいる。
「単純にでかさ、力を感じますね。なので力には力で対抗する、浅はかな戦法でいこうとは思っていません。引いて相手をかく乱させる」と現王者を分析。持ち前のインサイドワークを武器に諏訪魔を手玉に取り、一瞬のスキをついて勝負を決めるプランを口にし、ベルト奪取に自信をのぞかせる。
「(キャリア)3年半の若造に巻かせたくない気持ちもある。プロレスも人間も年輪のごとく向上していくもの」。西村は“一撃必殺”で王者からすべてを奪うハラだ。