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【声優の履歴書】第33回 「ピカチュウ」、「チョッパー」を演じる大谷育江

 声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく、注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第33回目としてお届けするのは大谷育江。

 1997年より20年近く担当している、『ポットモンスター』ピカチュウ役は海外でも有名であり、「ピカチュウの声の人」と言うだけで通用するほどである。

 大谷は、1986年に『めぞん一刻』で声優デビュー。1991年には藤子・F・不二雄原作のTVアニメ『21エモン』モンガー役や、TVアニメ『ゲンジ通信あげだま』平家こだま役など、メインキャラクターに抜擢されキャリアを重ねていく。そして翌年1992年には、『コボちゃん』田畑コボ役、『姫ちゃんのリボン』野々原姫子役と初の主人公に抜擢される。また、『姫ちゃんのリボン』では、主人公の姫子役だけでなく、もう一人のメインキャラクター・エリカ役も務め、難しい役どころを見事演じ分けた。

 代表作は、TVアニメ『ONE PIECE』トニートニー・チョッパー役、『金色のガッシュベル!!』ガッシュ・ベル役、TVアニメ『名探偵コナン』円谷光彦役、『NARUTO-ナルト-』猿飛木ノ葉丸役、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』鷹羽二郎丸役などがある。元気な少年役に定評がある一方で、『ののちゃん』山田のの子役、『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』ハナちゃん、『天空のエスカフローネ』メルルなどの元気な少女、『遙かなる時空の中で-八葉抄-』藤姫などの大人しい可憐な少女役もこなす。主に子供役に声を与えることが多いが、TVアニメ『超者ライディーン』武者小路藤丸・ライディーンダイノ役など、いわゆる女性に人気のある“萌えキャラ”も演じることができる。

 声優の仕事以外にも、バラエティー番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ)、『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ)に顔出しで出演をしているが、相変わらず声優としての活動に重きを置いており、今後もその元気な声を聞かせてもらいたい。

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