この日番組では、「夫たちが“自慢の妻”の写真を投稿する」という“嫁グラフィー”が特集され、夫が妻をモデルにした写真を撮影し、「#嫁グラフィー」というハッシュタグを付けてSNSにアップするという現象を紹介。番組では、「嫁グラフィー」を広めたという夫婦に密着し、公園などで夫が妻にポーズなどを細かく指定し、写真撮影しているところを放送し、「恥ずかしいのでは?」という疑問に対し、「恥ずかしさよりも妻への感謝や可愛い妻を見てほしいという気持ちの方が上回る」としていた。
これについてネットからは、「すごく素敵!」「これでコミュニケーションもひとつ増えるし、微笑ましい」「夫婦仲がいいことは素晴らしいと思う。ほっこりする」という称賛の声が集まったが、一方では「よく妻を不特定多数が見るSNSに上げられるな…」「嫁が可愛くてたまらないんならSNSに晒すなよ。ネットは危険。一度出てしまえば元には戻れない」「SNSに上げて2人の世界観を無差別に発信してるからか、痛々しい」という否定的な声も多く寄せられた。
「ネット上に自身の写真をアップすることのリスクは十分に知れ渡っており、SNSに個人を特定できるような写真をアップすることを控えているネットユーザーも多くいます。『嫁グラフィー』では、配偶者の写真を個人と分かる形でアップしていることから、ネットリテラシーを問う声も多く寄せられてしまったようです」(芸能ライター)
また、番組では意見を求められた幻冬舎編集者の箕輪厚介氏が「わざわざSNSにアップする、自己承認欲求が嫁まで行ったか、って感じがしちゃいますけどね。パンケーキと同じですよ。パンケーキ撮ってるようなもんですよ」と否定的な意見を述べていたが、これについても「確かに嫁への愛を認めたいならSNSに上げる必要ないよね」「箕輪さんのコメントが本質を突いてる」という同意の声が多く集まっていた。
幸せそうな写真を見ることのできる「嫁グラフィー」だが、拒否感を示してしまったネットユーザーも多かったようだ。