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汚染水国会で復活か!? 激烈“安部降ろし”を画策する小沢一郎の怪気炎

 「私の最後の仕事は、もう一度、自民党に対抗できる政権の受け皿を作って国民の支持を得ることだ!」
 こう吠えたのは、他ならぬ小沢一郎生活の党代表。9月21日に出演したテレビ番組での一コマだが、実はこの発言前から永田町では不穏な噂が飛び交いだしていたという。長らく昼行燈を決め込んでいた同氏が、ついに安倍政権の倒閣に蠢きだしたともっぱらなのだ。

 政治部記者がこう話す。
 「10月の臨時国会で、民主党は安倍総理が『完全にコントロールされている』と世界に発信した福島第一原発の汚染水処理問題を徹底追及する腹を固めたが、これが小沢の指示と評判なのです。小沢は、気脈の通じた輿石東参院副議長や海江田万里代表らと臨時国会を『汚染水国会』に染め上げ、安倍政権の瓦解を目論んでいるといわれるのです」

 ちなみに、問題視される汚染水の遮断壁構想は、莫大な建設費がかかるとの理由から、事故直後に民主党政権が見送ったほど。そのため、“口撃”すれば返り血を浴びかねないと民主党は二の足を踏んでいたが、これを覆させたのが小沢氏だったとも見られているのだ。それゆえ、今ではこんな声すら聞こえている。
 「東京五輪決定後に、東電の役員待遇が『汚染水はコントロールできていない』と反発したが、言質を引き出したのは小沢氏に近い民主党の増子輝彦参院議員ら。小沢氏は安倍発言の嘘を徹底して叩けば、安倍政権は崩壊すると、輿石氏らに再三ハッパを掛けているのです」(小沢シンパ議員)

 要は、同問題で国際社会の信用を失えば自民党政権は瓦解。野党連合にお鉢が回ってくるという狙いだが、気になるのはこの戦術が功を奏するかという点だろう。
 「奇しくも9月20日には、福島県浪江町議会が安倍発言に『憤りを禁じ得ない』と抗議を採択。今後、アチコチから火の手が上がることは確実です。さらに来春の消費税アップで、国民の怒りはピークに達するはず。小沢の読みが的中する可能性は、極めて高いのです」(前出・政治部記者)

 稀代の壊し屋の復活となるかが見モノだ。

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