みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。
先月は大変な残暑で、さすがの私も暑さにバテバテでしたが、10月も中旬にさしかかり、ようやく紅葉の話題が聞かれるようになりました。札幌では今週末の日曜日に、初雪が見られるかも知れないと、天気予報。
日曜といえば、京都で牝馬3冠目のJpnI「秋華賞」です。64年ぶりにダービー史に牝馬の名を刻んだウオッカ。そのウオッカを桜花賞で破ったダイワスカーレット。まさに歴史を彩るスーパー級の対決が見ものです。私はこの2頭には◎を打ちませんでした。ぜひ、日曜版をご覧ください。
さて、東京の土曜のメーン「ブラジルC」。とび抜けた馬が不在。そこへもってきてハンデ戦。波乱含みの様相です。
このレースの最大のポイントは、ウエスタンウッズの存在。ここ5戦を振り返っても、いずれもダートで前半3Fが33秒台のハイペース。スローには落とせないタイプなのです。ということは、同型のフレンチビキニ、マイフラッグが苦しくなるわけで、狙いは差し馬。
ミネルバサウンド、アンジェロファニーに食指が動きます。なかでも、ミネルバサウンド。ここ3戦で2勝、3着1回。メキメキ頭角を現してきました。驚いたのは前走のアカシヤ特別。積極的に出て2番手追走。4角を回って仕掛けられると、グイグイ末脚を伸ばして後続に余裕の4馬身差。まさに横綱相撲。ビックリしたのが、その時計で、ダ1700mが1分42秒2。なんとレコードに0秒1差。確かに重馬場で脚抜きが良かったにしても、この時計はオープン級の地力がなければ、できない芸当。当時は55kgで今回は53kg。このハンデは、文句なしに大きな後押し材料。鞍上に横山典騎手を迎えて、一角崩しを狙います。
相手のアンジェロファニーは前走でオープン相手に0秒4差の接戦。裸同然のハンデで注目です。