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南北統一 北朝鮮先兵として平昌五輪に派遣される最強美女軍団(2)

 ところで“美女軍団”で一番有名なチアリーダーは李雪主(リ・ソルジュ)金委員長夫人で、韓国入りした'05年のアジア陸上選手権大会では、その姿が捉えられている。
 「各国の首脳も集まる開会式に正恩委員長や李夫人はさすがに来ないでしょうが、実妹である金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動副部長が出席するとの臆測が流れています。しかし、同氏は米財務省の制裁リストに記載されているため、原則として韓国入りはできません。ひょっとすると、代わって党中央委員会委員候補に大抜擢された正恩委員長の元カノである玄松月(ヒョン・ソンウォル)モランボン楽団団長が、美女軍団と芸術団を率いて来韓するかもしれません」(北朝鮮ウオッチャー)

 韓国は慰安婦問題での日韓合意を事実上破棄して日本を挑発しているが、これに日本が激怒し日韓関係をぶち壊せば、喜ぶのは中国に他ならない。
 「'00年にオーストラリアのシドニーで行われた夏季五輪では、韓国の選手と北朝鮮の選手が同時に朝鮮半島を描いた『統一旗』を掲げて入場しましたが、そこに描かれた島は済州島のみ。恐らく今回『統一旗』が登場すれば『竹島』が加わるはずで、もしそうなれば、日本はグッと我慢して中国を喜ばせるようなことはせず、北朝鮮の日韓分離策を成功させないためにも怒らず、文句を言わずジッと耐えるしかありません」(国際ジャーナリスト)

 今回、北朝鮮が五輪に参加することで、米国と北朝鮮との緊張状態が和らいだかのように見えるが、前述したように実際は違う。米国は北朝鮮の対話姿勢を“和平の申し出”どころか“米韓分断工作”として警戒しているのだ。
 「米国は、とりあえず正恩委員長の恐れる五輪期間中の米韓合同演習を延期することにしました。演習の延期は1992年以来26年ぶりですが、米国が譲歩したのはあくまで自国の選手が出場する“平和の祭典”に水を差さないようにするためです。マティス米国防長官はパラリンピックが終了する3月18日以降に演習を再開すると明言していますし、それどころか、昨年7月末には北朝鮮攻撃の準備を整え、いつでも攻撃を開始する用意があるといわれています。すべてはトランプ大統領が決めることですが…」(安全保障アナリスト)

 米国は昨年末の12月18日、北朝鮮が炭疽菌をICBMに搭載する実験を始めたとの驚くべき発表を行った。
 「昨年10月中旬から北朝鮮国内の化学者が『BC兵器』(生物・化学兵器生物)工場を偽装した肥料工場に動員されていることをキャッチしています。工場では猛毒のVXガスや炭疽菌、天然痘、ペストなどの『BC兵器』が大量生産されていることを、すでに把握しているようです」(前出・軍事アナリスト)

 金委員長は、ICBMなどは対米交渉の道具として必要なだけで、実際に米軍と軍事衝突すれば、日韓両国の米軍基地周辺で『BC兵器』による攻撃を仕掛け、戦闘意欲を喪失させる作戦を立てているといわれる。
 「すでに北は『自爆&BC兵器テロ決死隊』を結成したという情報まであります。そこで米国は五輪のテロ対策として、新年早々、FBI(連邦捜査局)のテロ対策要員約30人を韓国に派遣したようです。連日のように日本海沿岸に北朝鮮の木造船が漂着していますが、日本だって北朝鮮の特殊部隊員が何らかの武器・兵器を持って潜入する可能性は否定できません。当局は極秘に厳重警戒態勢を取っています」(同)

 北朝鮮問題とは、実際は日米韓=「圧力派」vs中露北=「対話派」の争いだったが、五輪を成功させたい韓国が米国を裏切ったことで、日米vs中露南北という構図に変化した。朝鮮半島には平和ムードが醸成されていると文政権が勘違いしているだけで、現実には韓国抜きの米朝対決が目前に迫っているのだ。
 韓国が、若いピチピチの「美女軍団」に鼻の下を伸ばしていると、ロクなことにはならない。

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