「同ブランドが彼女を起用したプロモーションを始めたことを告知したのは17日。つまり起用された期間は、わずか1週間程度という、あまり聞いたことのない異例の事態になっています」(芸能ライター)
その間にNGTの中で起きたことと言えば、21日に山口真帆が卒業を発表したことしかない。彼女はその挨拶で「この環境を変えなければまた同じことが繰り返される」と悲痛な心の叫びを吐露していたが、ファンたちのもっぱらの噂は、今回の暴行事件の黒幕の中に、荻野がいるのでは?ということ。
その疑惑は推測の域を出ないが、疑わしい行為はこれまでもあったという。自身のインスタストーリーに、山口らしき女性の後ろ姿を映し続け、なおかつ、そこに炎のエフェクトをかけることで彼女に炎が迫るように見せたり、AKBの公式プライベートメールに春の卒業シーズンについて投稿した文章に、唐突に「山口県」という言葉を入れ込むなど、ファンからは別の意図を感じてしまうと、話題になっていた。
そうした噂から、ネットの掲示板などでは同ブランドに抗議のメール、電話をするファンも少なくなかったという。これがきっかけで、今回の起用が取りやめになってしまったとしたら、特大級の“ブーメラン”といえるだろう。
「昨年6月の『第10回AKB世界選抜総選挙』(フジテレビ系)で4位にランクイン。ステージ上での過呼吸気味の挨拶が反響を呼び、以降様々なバラエティに出るようになりましたが、今回のブランド撤退が人気急落の前兆になってしまうのでしょうか」(同)
一方、山口には複数の芸能事務所からのオファーがあるという。
「事件の被害者という暗い影は未だにひきずっていますが、注目度は抜群。『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)といったグループトークの番組のゲストから始めて行き、別のキャラが開拓できれば、一気にバラエティでの仕事も増えるでしょう」(同)
くしくも山口は、卒業の挨拶で「正しいことをしている人が損をしてしまう世の中ではあってはならない」と述べていたが、まさに今、それを自身で体現する時。これからの「大逆転劇」に期待だ。