そんな斎藤。芸人になる前の23歳のころは、楽天の営業マンだった。GREEの創業者兼社長の田中良和さんと一緒に働いた時期もあったという。大手企業の営業職はハードで、そのストレスでハゲ人生がスタートしたようだ。しかし、それ以前はかなりのイケメン。若いころにはジャニーズ事務所に履歴書を送ったというから、容姿に自信があったのだろう。
有名人になった今も、大のジャニーズ好き。“推し”は嵐・二宮和也で、10年以上前から大ファン。今でもファンクラブの会員だ。コンビネタで嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』を踊ったこともあったが、その時期にはなんと、嵐の番組で前説を担当。ブログで、「僕はニノをリスペクトしている。(中略)何をとってもニノは憧れなのだ」とつづったこともある。
ファンのあいだでも“ニノ担”(二宮を担当するファンの呼称)は有名で、インスタグラムの動画では、二宮のソロ曲『虹』を熱唱している姿をアップ。その映像を嵐と一緒に観たときは、夢見心地。松本潤から、「『歌上手いね』みたいなことを(言われた)」という。
今月15日には、『VS嵐』(フジテレビ系)の“プラスワンゲスト”として出演して、嵐チームの一員になった。その旨を綴ったA4用紙の資料には、メンバーの名前のあいだに「斎藤司」が書かれているとあって、額縁に入れて、部屋に飾っている。
ブレイク前には、ジャニーズものまねでたびたび、ものまね特番に出演。タッキー&翼をパロディにした「オタッキー&司」や、ジャニーズJr.など、ジャニーズ関連のネタが盛りだくさんだ。斎藤を中心にした「堂本剛軍団」もあり、全員がKinKi Kidsに扮するネタが好評を博した時期もあった。
ちなみに、今もって、ジャニーズ事務所から落選の通知が来ていない。不合格になった証拠がないため、もしかするとJr.の一員に選ばれているかも…そんなかすかな希望を抱いているという。