早いもので北京オリンピックも佳境に入りました。各テレビ局もオリンピックでは、あの手この手で売り出し方を特色づけていましたが、キャスターに関しては、日本テレビでその大役を務めた人気グループ「嵐」の櫻井翔クンがピカイチ。話すことを自分でよく理解してから、相手に伝えようとするから、聞く方にとっては、良く理解できます。落ち着いていて、ギャアギャアしない。状況判断もよくできています。何よりニュースに対して、まじめに伝えようとする姿勢が好感度大。まさに“金メダル”キャスターです。
同じジャニーズの先輩である「SMAP」の中居クンは、カンペばかり見ないで、櫻井クンの報道の仕方を少し見習った方がいいかもしれません。
さて、夏の新潟、小倉も再来週でフィナーレ。新潟は来週が伝統の新潟記念です。で、あすの新潟メーンは「柳都S」。ハンデ戦で混戦が予測されます。
まずは人気のマイネルアワグラス。休養明けのオープン・関越Sで7着。これはこれでよく走っていると思いますが、馬体は休養前の平安Sのときよりもマイナス10kg。あまりにもキッチリとできすぎていたようにも思います。加えて今回は57.5kgのトップハンデ。過去57kg以上を背負ったことがない同馬。このハンデは微妙にこたえる可能性があります。
そこで、メンバー全体を見渡すと、中舘騎手がマイネルテセウスに騎乗してきたことがひとつのポイントとなりそうです。先行力が売りのテセウス。ここは思い切った逃げの手に出る公算が大。サクラランサー、早めに動くダイショウジェットにパピヨンシチー。緩みない流れになると判断して、ここはアグネスネクタルに期待の◎。
もともと、オープン入りは時間の問題といわれた馬で、4走前の内外タイムス杯では、休養明けにもかかわらず堂々1番人気。叩いた2戦目の梅田Sが出遅れながら3着。当時のラスト3Fが35秒8。2000mのダートでこの決め手はオープンでも通用する威力です。
前走の灘Sは外から包まれ気味で前残りの競馬。しかも、2着がフラムドパシオン。今回は広い新潟に加え、前走より軽い56kgのハンデ。まさに真価発揮の一番です。