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坂上忍、真面目な解説に「もみ消し弁護士」と揶揄 あまりのしつこさに“営業妨害”の声も

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坂上忍

 12日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で司会の坂上忍が、出演者の清原博弁護士に放った一言が、物議を醸している。

 この日の番組では、岩手県大槌町の沢館和彦副町長によるあおり運転疑惑を特集。副町長は、今年7月に公務からの帰りに自身で公用車を運転。しかし釜石自動車道の走行中、前方車に対しハイビームを当て続けるなどのあおり運転があったとされ、相手の男性が警察にあおり運転の被害届を提出したと一部で報じられている。副町長によると後日男性と直接面会して謝罪したものの、男性から税金の減額を要求されたという。これに対し「(税金の減額分を)私が出します」と話したことは認めながら、面会の際に男性から胸ぐらを掴まれるなどの暴行被害を受けたとして副町長も警察に被害届を提出するなど、事態は混沌を極めている。

 これを受け坂上の「僕だったら払わないです」という意見を皮切りに出演者たちが口々に副町長を批判するなか、清原弁護士は「正しいトラブル解決手段である」とコメント。「相手がお金の要求をしてきていて、謝罪してもダメだというならば、お金を出すしかないわけですよ。慰謝料とか解決金という名目でお金を払うというのは正当な紛争解決の方法ですよね」と持論を展開した。

 これに坂上は「もみ消し弁護士みたいになっちゃうよ?」と指摘し、清原弁護士をリアクションに困らせた。その後も清原弁護士は「示談を考えること」と副町長に提案を続け、坂上が「お金を払うにしても誰か第三者がいなきゃダメでしょ」と問う。清原弁護士が「そうですね。弁護士とか書面に残すとか」と話す最中に坂上が「もみ消し弁護士?」と割り込み、清原弁護士は「違います」とキッパリ否定した。

 ネットは坂上に対し「営業妨害だろ今の坂上の発言」「真面目に回答してるのに、もみ消し弁護士って茶化すのはよくない」「何を言っても平行線のクレーマーに減税ではなく金銭の個人的譲渡で解決する。それで両者が納得するなら立派な示談じゃないか」「芸能界なんかお金で何でも揉み消してるんでしょ」などと批判が相次いだ。

 過激な毒舌でお茶の間を楽しませてきた坂上忍だが、今回の弁護士に対する一言は視聴者に強い不快感を与えてしまったようだ。

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