「ドラマや映画など脇役はあっても主演話は0本。しかも、一時は捌ききれないほど来ていたCMの依頼もいつの間にかなくなってしまったんです」(芸能記者)
井上にとって全てのミソの付き始めがNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の低視聴率。全50話の平均視聴率が12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と散々な結果に終わったのだ。
「この平均視聴率は松山ケンイチ主演の『平清盛』と並ぶ史上最低タイ記録だったんです。本人は女優としてのキャリアアップを目指し主役を受けてはみたものの、見事に裏目に出てしまった。彼女にとって完全な黒歴史と言っても過言ではない」(芸能プロ関係者)
ところが本当の地獄はこれからやって来るという。テレビ史をひも解いても、NHK大河ドラマでワースト記録を取った俳優の人生は悲惨そのものなのだ。
「民放や映画界から主演オファーが来なくなるんです。理由は数字が取れないから。事実、松山も大河主演のキャリアを持ちながら、その後も当たり役に恵まれていない」(同)
さらに高騰した出演料も足を引っ張る原因だという。
「大河主演の俳優が民放ドラマに出る場合、最低でも1本300万円オーバーが相場になる。映画も1000万円〜。もっとも、これで視聴率が取れるなら民放や映画配給会社も考えるでしょうが、視聴率が取れない上にギャラが半端なく高いとなると…」(民放編成マン)
嵐・松本潤との結婚どころではないようだ。