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ようやく謝罪した桂文枝

 昨年末「週刊新潮」(新潮社)で56歳の日本舞踊の先生との不倫疑惑を報じられ、また、今月に入り「週刊現代」(講談社)で今夏神戸に開場予定の演芸場「喜楽館」の命名ヤラセ疑惑を報じられた落語家・桂文枝が29日、大阪市内で行われた落語会の終了後、報道陣に対応し謝罪したことを、各スポーツ紙が報じている。

 騒動後、文枝は「新潮」の取材に応じ2時間にわたって反論した以外は、ダンマリを決め込んでいた。

 「それでも、上方落語協会会長の文枝師匠は関西では神様のような存在。関西のメディアでは両方の疑惑についてまったく取り上げられず、イジることができる芸人もいなかった」(関西在住の芸能記者)

 各紙によると、文枝は出番を終えると、集まった報道陣を前に「今回は大変お騒がせしました。申し訳ありませんでした」と謝罪。

「喜楽館」については、「NPOさんに最大限協力して、いい劇場になるよう頑張って盛り上げていきたいと思います」と語るも、命名に関する疑惑については言及せず。

 一連の騒動について、妻からは「もちろん怒られました」と明かしたが、許しをもらったようで、「全然大丈夫。良かったです」と語ったのだとか。

 上方落語協会の会長職については「任期を全うする」と話したが、次期会長選については「まだ、これからです」と言葉を濁したというのだ。

 「ダウンタウンの松本人志は、28日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』の冒頭でのトークで、ふと文枝の名前を出し、『ああ、文枝さんの話したらアカンねん! 文枝さんの話、したらアカンって言われてんねん』など、所属事務所から“文枝トーク”を止められていることを明かした。そのうえで、『どこかでしゃべった方が良くないですか?』と提言。吉本の上層部に絶大な影響力を持つ松本だけに、松本の発言を受け、上層部が文枝にしゃべらせた可能性が高い」(テレビ局関係者)

 文枝の謝罪により、騒動は終息を迎えたと思われるが…。

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