騒動後、文枝は「新潮」の取材に応じ2時間にわたって反論した以外は、ダンマリを決め込んでいた。
「それでも、上方落語協会会長の文枝師匠は関西では神様のような存在。関西のメディアでは両方の疑惑についてまったく取り上げられず、イジることができる芸人もいなかった」(関西在住の芸能記者)
各紙によると、文枝は出番を終えると、集まった報道陣を前に「今回は大変お騒がせしました。申し訳ありませんでした」と謝罪。
「喜楽館」については、「NPOさんに最大限協力して、いい劇場になるよう頑張って盛り上げていきたいと思います」と語るも、命名に関する疑惑については言及せず。
一連の騒動について、妻からは「もちろん怒られました」と明かしたが、許しをもらったようで、「全然大丈夫。良かったです」と語ったのだとか。
上方落語協会の会長職については「任期を全うする」と話したが、次期会長選については「まだ、これからです」と言葉を濁したというのだ。
「ダウンタウンの松本人志は、28日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』の冒頭でのトークで、ふと文枝の名前を出し、『ああ、文枝さんの話したらアカンねん! 文枝さんの話、したらアカンって言われてんねん』など、所属事務所から“文枝トーク”を止められていることを明かした。そのうえで、『どこかでしゃべった方が良くないですか?』と提言。吉本の上層部に絶大な影響力を持つ松本だけに、松本の発言を受け、上層部が文枝にしゃべらせた可能性が高い」(テレビ局関係者)
文枝の謝罪により、騒動は終息を迎えたと思われるが…。