舛添氏はこのニュースについて、「6年前の話でしょ、文春が書いてあることが全部正しいにしても、6年前の話で今からやる仕事を辞めるのはおかしいですよ。雰囲気がそうなっちゃってるのは。やっぱり、そろそろ変えたほうがいい」と苦言。
さらに、「だって神様じゃないんで、みんなどっかミスしてることはあると思うけども、要するに6年前とか何年前とかの話をやられたら、たまらないじゃないですか」と発言する。
これについて、デーブ・スペクターが「6年前だけど延長線で、出世コースを外されたままなんですよ。地方で。それを普通だったら気にして、キャスティングするかどうかというところがある」と意見。
しかし、舛添氏は「登坂さんが反論しても聞いてくれる雰囲気じゃないんですよ。何の反論も聞いてくれない。まあ経験者として申しますと」と発言。
「炎上経験者」として、登坂アナを思いやるとともに、疑惑の渦中にいる人間の発言に「聞く耳を持たない」世間の風潮に苦言を呈した。
自身の経験を踏まえた発言だったのだろうが、視聴者からは「お前が言うな」「人のことを言う前に自分の政務費使い込みについて説明しろ」「反論するもなにも逃げたじゃないか」などと批判殺到。他人からの共感は得られなかったようだ。
「舛添氏は政治資金で豪遊した挙げ句、責任を追及されると十分な説明をせず都知事を辞め、雲隠れしてしまった。ほとぼりが冷めた頃にメディアに現れ、しれっと問題にコメントする彼について、快く思ってない人が多い。
登坂アナのセクハラも問題ですが、舛添氏の場合は国民の税金の私的流用で、それ以上の重罪。この件を説明しないかぎり、『お前が言うな』と言われて続ける。
『6年前のことを言われたらたまらない』と言いますが、深読みすると、都知事時代の使い込みについても『だんまり』を決め込んで風化を狙っているのではないかと邪推してしまう。
まず、自身の疑惑を説明し、謝罪したうえでメディアに出演するべきです」(政治記者)
他人の不祥事を語るのは結構だが、まずは、自身の疑惑について語ってもらいたいものだ。